こんにちは
以前のブログで、地震対策の為耐震等級3の住宅を選択することはとっても大事だと
ご紹介いたしましたが、このお家の強度確認を行う方法として大事なのが「構造計算」。
この「構造計算」をすることでより安全性を厳しくチェックできるのです。
では「構造計算」って何をするの?って思いますよね。
「構造計算」とは、地震以外にも台風や豪雪など災害が起こった際に、住まいにどのような力が
加わるのかを1棟ごとの条件に合わせて緻密に計算し、どれだけ耐えられるかを調べる
フルオーダーメイドの方法です。
例えばどんなことを調べるのかというと・・・
【壁量のチェック】
お家に耐力壁(筋交いなどで補強した壁)がどのくらい必要か計算します。
地震の揺れや強風など、水平の力に対する強さを検定します。
【床強度のチェック】
耐力壁が正しく機能するためには床の強度が大切です。
強度が必要な箇所には強い床を配置します。
【壁の配置バランスチェック】
家の重さの中心と堅さの中心のズレをチェックします。
ズレが大きいとバランスが悪くなるので、倒壊のリスクが増えます。
【各部位のチェック】
柱なら引っ張り、圧縮、曲げ、めり込みに対する強さ、
梁なら曲げ、せん断(物体をずらす方向に働く入れ違う力)に対する強さやたわみ量をチェック。
さらに柱と梁の接合部の安全性を検定します。
【基礎のチェック】
家の重さなどに対する地面の強さ、基礎の鉄筋量、さらに家と基礎をつなぐ
アンカーボルトの強度など検定します。
この厳しい検査、一般的には200項目のところ、Panasonicのテクノストエラクチャーでは
388項目、多雪区では440項目で法律よりも細かい部分までチェックをしています。
一般的な木のお家が健康診断なら、テクノストラクチャーは言わば人間ドック!
より安全な家づくりを目指しています。